大学の奨学金制度として注目されている、予約奨学金とはどんな制度なのでしょうか

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予約奨学金とは?

さまざまな奨学金制度が作られていますが、なかでも最近注目されているのが予約奨学金制度です。大学や短大、専修学校専門課程に進学希望する学生に対して、進学前に奨学金の貸与を約束するもの。大学進学にかかるお金の負担を軽減し、安心して勉強に取り組めるようにした制度なのです。大学にかかるお金は大金ですから、誰もがなにかしらの奨学金制度の利用を試みています。そんな中で、この予約奨学金は人気も高い制度となっているのです。

 

では、日本学生支援機構の予約奨学金制度を参考に、どういったものか見ていきましょう。予約奨学金制度の特徴としては、高校3年生の時点で予約候補者が決定するので、合格した後に経済的な心配をする必要がない。そして、手続きは高校が間に立っておこなうことが挙げられます。

 

ただ、お金が振り込まれるのは大体5月中旬頃なので、入学ときには間に合わないものとなります。また、利子がかからない第1種と利子がかかる第2種とありますが、第1種に関しては評定平均3.5以上でないと申し込めないものとなっています。申し込める条件としては、高校から大学に進学を希望する学生さんで、翌年の3月に卒業予定である事、高校卒業してから2年以内であることとなっています。ですから、2浪までは申し込むことができます。その際の申し込みは、卒業した高校を通してとなります。ただ、これまでに大学に入学したことがある人は、例え2年以内でも申し込むことはできません。

 

募集時期は年3回とあり、1回目は4月から6月で第1種・第2種共に申し込むことができます。2回目は9月か10月頃で第2種だけ、3回目は年末の11月か12月頃でこちらも第2種のみとなります。つまり、利息がかからない第1種を申し込むとしたら春の早い時期に申し込まなくてはいけないのです。さらに、申し込んだ際の結果発表は、第1回目の申し込みに対しては9月頃、第2回目の申し込みの場合は12月頃、第3回目の申し込みについては3月頃となっています。


予約奨学金の種類

予約奨学金には、利子がかからない第一種奨学金と、利子がかかる第二種奨学金とあります。第二種奨学金で適用される利子は、日本学生支援機構法もしくはその他の規程により定められた利率が適用されるものとなります。また、入学時特別増額貸与奨学金というのもあり、こちらも利子がつくタイプとなります。国民生活金融公庫の教育ローンなどで申し込みをしたものの、所得が少なく利用することができなかった…といった学生さんを助ける制度ですが、入学時特別増額貸与奨学金だけで申し込むことはできません。

 

これらの制度の利用が認められた場合、入学から卒業まで…奨学生本人の口座に毎月お金が振り込まれることとなります。第一種奨学金では3万〜6万で、大学は国公立なのかそれとも私立か、自宅通いかどこかに宿舎して通うのか、4年制大学か2年制の短大かで支給される金額がことなるものとなります。第二種奨学金では3万円、5万円、8万円、10万円、12万円といった金額の中から選択。途中で変更することもできます。入学時特別増額貸与奨学金も、いくつかの選択肢から選ぶこととなります。


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